2017年06月25日
マズローの心理学からひも解く自宅サロン開業
すべてがうまくいく「幸せ」のエッセンス‥今日は自宅サロンの開業に関して、以前から感じていたことを書きますね。
アロマセラピーなどの癒しのお仕事をしたくて、現在のお仕事(会社勤めなど)を辞めようか、どうしようかと悩まれる方はとても多くいらっしゃいます。
お仕事を辞めても、例えばご主人のお給料で十分に暮らしてゆける方はそれほど悩まずに辞められる事もありますが、独身で自活している方や共稼ぎで子育てされている方は現実的な家庭の経済をどうするかで、かなり迷われます。
私自身も感じてきたことですが、癒しのお仕事には「自己実現」というニュアンスが含まれていますし、実際にそのような側面もあります。
だから、(いつかはやりたい)(いつかはきっと、このお仕事で)という言い方をされる方が多いのも事実で、そのお気持ちはよく分かります。
ところで、話はちょっと変わりますが、心理学で『マズローの欲求五段階説』というものがあります。
★たいていは、このようなピラミッドチャートで説明されています。
人間の欲求を5段階にして説明したもので、一番下から
○生理的欲求 食や排泄などの本能的な欲求
○安全欲求 身の安全に対する欲求
○親和欲求 集団や仲間を持ちたいという欲求
○自尊欲求 他人から称賛、尊敬されたいという欲求
○自己実現欲求 自分の可能性に対する欲求
と、なっています。
例えば、癒しの仕事の準備に向けて、資格を取ったり、セミナーに通っていると親和欲求や自尊欲求が満たされることがあります。
さらに、それを超えて実際のサロンを起こしたら、究極の自己実現欲求が満たされるのではないかという思いを抱くことがあります。
けれども、そのために、今の仕事を辞めてしまった場合、下位の欲求である生理的欲求や安全欲求が脅かされるというジレンマを抱えることになります。
分かりやすく言えば、明日食べるお米が買えない、今日寝る場所がない、となったら癒しのお仕事で自己実現どころではないからです。
人間として一番基本となる欲求が脅かされるのですから、なかなか思いきって今のお勤めを辞めるのは難しいわけです。
私は生徒さんに対して開業したい方のサポートはしていますが、どうしても開業して欲しいといった思いは持っていません。
生徒さんのなかにはジレンマを超えて起業にたどり着く方もいれば、ずっと悩んだままの状態の方もいらっしゃいます。
でも、ひとつこれは大事なことだと感じるのは、この仕事をしてゆくのであれば、しっかりとお金をいただく事を考えて欲しい、というものです。
お仕事でお金をいただく事は当然のことであり、権利であり、社会的な対価でもあります。
お仕事していていつも感じるのは仕事には本当に社会性がある、という思いです。
友達も少なく(基本は独りが好きなので^^)、子どもがいない私たちにとって、社会とのつながりは自分から求めてゆかなくては得られません。
このお仕事を通じて多くの方たちとつながり、顔を合わせ、新しい出会いから新鮮な驚きが得られ、自分自身が成長してゆける、
時には人間関係の軋轢や摩擦や、お客様からのクレームなどを通じて内省しながら成長させてもらえます。
起業してお金をいただくためには一生懸命に自分の頭で考えぬき、相手のことを考えながら手と足を動かして対価をいただく、これこそが自己実現欲求につながることだと私は考えています。
自己実現は解脱や悟りの境地にいたるのとは違い、現実のなかで絶えず切磋琢磨しながら今を創りあげてゆくことだと思うのです。
だから癒しのとても仕事は楽しくはありますが、決して甘いものではありません。
それでも、それをやってみたいと思う方、そのような方たちが来てくださるおかげで、私は毎日がとても楽しいのです。
私が教え伝えたスキルを持って現在たくさんの方が癒しのお仕事をされています。
全国にいる星の瞬きを感じています。
アロマセラピーなどの癒しのお仕事をしたくて、現在のお仕事(会社勤めなど)を辞めようか、どうしようかと悩まれる方はとても多くいらっしゃいます。
お仕事を辞めても、例えばご主人のお給料で十分に暮らしてゆける方はそれほど悩まずに辞められる事もありますが、独身で自活している方や共稼ぎで子育てされている方は現実的な家庭の経済をどうするかで、かなり迷われます。
私自身も感じてきたことですが、癒しのお仕事には「自己実現」というニュアンスが含まれていますし、実際にそのような側面もあります。
だから、(いつかはやりたい)(いつかはきっと、このお仕事で)という言い方をされる方が多いのも事実で、そのお気持ちはよく分かります。
ところで、話はちょっと変わりますが、心理学で『マズローの欲求五段階説』というものがあります。
★たいていは、このようなピラミッドチャートで説明されています。
人間の欲求を5段階にして説明したもので、一番下から
○生理的欲求 食や排泄などの本能的な欲求
○安全欲求 身の安全に対する欲求
○親和欲求 集団や仲間を持ちたいという欲求
○自尊欲求 他人から称賛、尊敬されたいという欲求
○自己実現欲求 自分の可能性に対する欲求
と、なっています。
例えば、癒しの仕事の準備に向けて、資格を取ったり、セミナーに通っていると親和欲求や自尊欲求が満たされることがあります。
さらに、それを超えて実際のサロンを起こしたら、究極の自己実現欲求が満たされるのではないかという思いを抱くことがあります。
けれども、そのために、今の仕事を辞めてしまった場合、下位の欲求である生理的欲求や安全欲求が脅かされるというジレンマを抱えることになります。
分かりやすく言えば、明日食べるお米が買えない、今日寝る場所がない、となったら癒しのお仕事で自己実現どころではないからです。
人間として一番基本となる欲求が脅かされるのですから、なかなか思いきって今のお勤めを辞めるのは難しいわけです。
私は生徒さんに対して開業したい方のサポートはしていますが、どうしても開業して欲しいといった思いは持っていません。
生徒さんのなかにはジレンマを超えて起業にたどり着く方もいれば、ずっと悩んだままの状態の方もいらっしゃいます。
でも、ひとつこれは大事なことだと感じるのは、この仕事をしてゆくのであれば、しっかりとお金をいただく事を考えて欲しい、というものです。
お仕事でお金をいただく事は当然のことであり、権利であり、社会的な対価でもあります。
お仕事していていつも感じるのは仕事には本当に社会性がある、という思いです。
友達も少なく(基本は独りが好きなので^^)、子どもがいない私たちにとって、社会とのつながりは自分から求めてゆかなくては得られません。
このお仕事を通じて多くの方たちとつながり、顔を合わせ、新しい出会いから新鮮な驚きが得られ、自分自身が成長してゆける、
時には人間関係の軋轢や摩擦や、お客様からのクレームなどを通じて内省しながら成長させてもらえます。
起業してお金をいただくためには一生懸命に自分の頭で考えぬき、相手のことを考えながら手と足を動かして対価をいただく、これこそが自己実現欲求につながることだと私は考えています。
自己実現は解脱や悟りの境地にいたるのとは違い、現実のなかで絶えず切磋琢磨しながら今を創りあげてゆくことだと思うのです。
だから癒しのとても仕事は楽しくはありますが、決して甘いものではありません。
それでも、それをやってみたいと思う方、そのような方たちが来てくださるおかげで、私は毎日がとても楽しいのです。
私が教え伝えたスキルを持って現在たくさんの方が癒しのお仕事をされています。
全国にいる星の瞬きを感じています。
Posted by ミセス・ヒロコ at 18:22